両親が年齢を重ねてくると、体調が悪いときや病院の付き添いなども出てくると思います。足腰が弱ってくると、重たいものを持つ事が難しくなりゴミ出しが大変になることも想定されます。特に一人暮らしをしている親の生活が心配になってくる人もいるでしょう。しかし、現在共働き世帯が多いこと、子供も学校や部活で生活のリズムが出来上がっていることから、いきなり同居をするとお互いにストレスを抱えてしまう場合があります。
完全に一緒に暮らすということは、実の親でもなかなか大変なものです。そんな時は、近居という選択肢があります。自分たちの家の近くのアパートやマンションに引っ越してきてもらい、週末や用事のある時などに訪ねていって、親を見守る方法は、遠くに住んでいる時よりかなり負担が減ります。移動の時間というのは積み重なると大変なものです。
そんな時歩いて行ける距離、もしくは車で10分ほどの近居であれば往復があまり苦になりません。介護が必要になった時など、福祉の担当者の方と打ち合わせや面談を行うのも楽ですし、食事を作ることができなくなった時も毎日作って持っていくことも出来ますし、何よりお互いの生活ペースが崩れません。また、親は元気で子供世帯の子供が小さかった場合は、仕事が遅くなる時は迎えに行ってもらって親の家で待っていてもらうこともできます。バスや電車の距離だと幼い子供を連れて歩くのは大変ですので、やはり近居は様々な面で心配事を解決するのに最適な方法だと思います。
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